時の記念日と梅雨入り
東方修心叶代表の縹藍です。
昨日6月10日に梅雨入りをした広島市、私達学生にとっては通学や外出をため
らわせる雨で今からの季節はどんよりとした天気が続きますが、しかしながら
農業に従事される方にとっては今後の収穫にかかわる雨であることを忘れては
いけません。(とは言え、今期はオンラインの為外出することがないですが…)
そして、昨日は日本で初の時計が時刻を伝えた「時の記念日」でもあります。
水時計を用いて日本で初めて時刻を告げた日として100年前の1920年に当時の
起源は1349年前天智天皇の御代卯月辛卯日(グレゴリオ暦における6月10日)に
オンライン授業によって家から出ることが少なくなったところで、梅雨入りに
文部省(現:文部科学省)の外郭団体と東京天文台(現:国立天文台)制定されました。
「置漏尅於新臺。始打候時動鐘鼓。始用漏尅。此漏尅者天皇爲皇太子時始親所製造也。云々。」
「漏尅を新しき臺に置く。始めて候時を打つ。鐘鼓を動す。始めて漏剋を用いる。此の漏剋は、天皇の皇太子に爲す時に、始めて親ら製造りたまふ所なりと、云々。」
日本書紀より
オンライン授業によって家から出ることが少なくなったところで、梅雨入りに
よってますます自宅から出ることがなくなってしまい日付感覚や場合によって
は時間感覚さえも鈍ってしまうような気がします。その様な中でオンラインを
用いた交流というのが増えた為、場所という制約がなくなった今では参加者の
方や他サークルの活動にお邪魔し多くの時間を過ごしたなと感じる日々です。
セイコーホールディングス株式会社が調査する『セイコー時間白書』によると
現代人の時間価値はオンタイム4,443円、オフタイム8,346円というような結果
そして、私達大学生に当てはまることではありますが、新型コロナウイルスの
流行による生活変化で「変化があった」と答えた学生は92%とかなり高い数字
でまた、生活速度が「速く感じる」と多く答えたのも学生の48.9%ということ
で私達が新しい生活様式になって慌ただしく思っているのは自分だけではない
ようです。解析にもある通りバイトが減り、学費の心配をする人やオンライン
面接になったことによる不安から抜け出したい人をちらほらと見てきましたが
不安感からの焦燥によって追い込まれているような気もしなくもないですね。
時の記念日が制定された1920年から100年が経ち
1920年の制定時は「時間を守りましょう」ということから始まった時の記念日
1970年はモーレツ社員が働く高度経済成長期にパキスタンのブット外相は私達
日本人に対して「エコノミックアニマル」と言い世間の流行語になったという。
2020年、今となってはモーレツ社員や24時間タタカエマスカというフレーズを
聞くことは無くなり今この様なことを言えばブラック企業間違いなしでしょう。
忙しなく動く私達に対して相対的に時は流れ、時は非情な流れにもなります。
インターネットを使うことにより私達の時間の使途の多様化がみられるように
思える。画一的に時間を守ろうとする大正から100年の時が経って、この新型
コロナウイルスはリモートワークや様々なもののオンライン化によって新たな
生活様式を提案するポストモダニズムの転換になり得るのかもしれない……。
時是れ金 時間に待ったなし
皆さんは今から過ごす時間に6400円の価値を見出すことが出来るのでしょうか?
とりあえず、この1時間でWeb記事を書き上げられそうですので紅茶を飲んで
オンライン授業に臨んで、それが終われば中四国の皆さんと駄弁ろうかなと思います
written by 縹藍
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